読書感想文「『ひとりが好きな人』の上手な生き方」

タイトルの「ひとりが好きな人」は内向型の人のことです。ご自分が当てはまると感じる方にはお勧めの本です。自分の特性を理解して活かす術が書かれています。

まず内向型の人がどういうときに気力を蓄えることが出来て、どういうときに気力を使うのかが解説されて、それに基づいてどのように世の中に参加していくのが良いか、具体的な方法が示されています。

気力の蓄えと消費の解説は自分のコンディションの変化を振り返って、なるほどを思いました。体感しながらも流されていたものが言語化された、そんな感じです。
そして大切なことは、自分の気力の管理に責任を持つ、ということです。
そうすることで、より充実した社会参加が可能になります。

ではどのように気力を蓄えていくのか、それも解説されています。
ポイントは次の二つです。

  • 簡単にできる気力の回復手段に熟達すること
  • なるべく多くの気力の回復手段を身に付けること

この本の良いところは、内向型を肯定して外向型の方とは違う価値を届ける社会参加が可能だと後押ししてくれていることだと感じました。一日の過ごし方から仕事、そして人生に至るまで。

この本で学んだことを活かして、自分の気力を管理して計画的に使えるようになることと、気力を充実させる手段を多く身に付けてより多くの機会を得られるようにしていきたいと思います。

本はこちらです [紙版] [Kindle版]。

以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。